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「幹部…?大丈夫、です…?」

「俺もう自信ねェ…。」



目の前で頭を抱える私の上司。

どうやら以前、Aと喧嘩紛いな事をして話す機会も減り、今回の事も云うに云えなかったと云う。

幹部のこんな姿を見て驚いてはいるものの、何が一番驚いてるか。

それは、



「幹部もちゃんと恋愛するんですね。」

「莫迦にしてンのかッ!」

「す、すみません…。でも、Aと色々話してたんですけど、私が幹部をお誘いした時、聞いてたそうですよ。」

「は?彼奴、その日は平方と食事って…。」

「直前で断ったらしいです。キャンセル料は払うからって。予約させた上に断るなんて罪な女ですね。」



最早、小悪魔ですよと口にする。

まあ、キャンセル料を払おうとするだけマシか…。

私は絶対に払わないけど。



「じゃあ俺は何か…?彼女が他の男と飯に行ったと思い込んで、腹いせに他の女と飯に来てンのか…?」

「そうなりますね。せめて幹部から私と食事に行くというのは云っておいた方が良かったかもしれません。」

「…橘は本当に俺の事好きだと思うか?」

「…疑ってるんですか?」

「……、俺に触れられンのが嫌なんだと。」

「………、あー、言葉足らずって本当に怖いです。」



私はAから聞いた幹部への気持ちを伝えると音を立てて立ち上がりお金を置いてお店を颯爽と出て行った。

残された私はただ、Aが羨ましいと思った。



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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します!中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……!これからどうなっちゃうの〜〜!?という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい!楽しみにしています! (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2023年11月10日 12時

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