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仕事も終わり、夜も更けた頃に突然、黒蜥蜴の立原君から一本の電話が掛かってきた。
『お疲れ様っす！』
「お疲れ様。如何したの？」
『あの、申し訳無いんスけど今から云う場所まで来てくれませんか？』
「ええ、構わないけど…。」
『助かります！！』
そして立原君から告げられた場所は居酒屋。
暖簾を潜って中に入ると私を見つけた立原君が大きく手を振った後、何かを指差し始めた。
近づき、彼が指差した所へ視線を向けた。
「で？結局どーだァ？来る訳ねェだろぉ？」
盛大に酔っ払っている中原幹部。
彼を一体どうしろと？
立原君から聞いた話によると、酔っ払っても尚、飲むのを辞めない幹部に私を呼んで怒ってもらうと云うと、やれるものならやってみろ、と。私が来たら飲むの辞めると云ったそうな。
此処までべろべろに酔ってたらその提案を覚えてるかどうかも定かじゃなさそうなんだけど…。
私は軽く幹部の肩を叩いた。
「中原幹部、飲みすぎはよくありませんよ。」
「あー？俺の勝手だろうが！」
「幹部ともあろうお方がお酒で仕事に手が付かない、というのはお辞めください。」
「だから、そりゃ俺の……、橘…？」
「はい、橘です。」
漸く私の存在を認識した彼は目を大きく見開いた後、帽子を目深に被って私から顔を逸らした。
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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (
レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します！中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……！これからどうなっちゃうの〜〜！？という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています！ (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2023年11月10日 12時
