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私の面倒な事があった一件から早数週間が経った。
私は無事、ポートマフィアに戻る事が出来、今は紅葉さんの秘書に務めていた。
あれから中原幹部と話す事はなく、琴とも職場が離れた為、話す時間が取れないでいた。
ただ、如何して幹部が私を振ったか等の理由は紅葉さんより聞かされて、その時は酷く動揺した。
「明日の予定ですが、」
手帳を開いて、事細かに書かれた紅葉さんの日程を紅葉さんを前に告げていく。
「A。今日はもう帰ってよい。」
「え…？しかし、まだ…。」
「…そんなに仕事が好きならば溜まりに溜まっておる仕事を探してくればよい。」
溜まりに溜まった仕事…？
私はそれなりに落ち着かせて帰っているので、溜まっているという概念は無かったのだけど…。
「誰かさんが溜めておるようでのう。もしかしたらAの手が欲しい頃かもしれんでな。」
「………。」
「下がってよいぞ。」
「承知しました。」
頭を下げて執務室を出た。
顎に手を添えてぐるぐると頭を悩ませる私に、平方君が声を掛けてきた。
「橘さん！お疲れ様です！」
「平方君もお疲れ様です。」
「今日はもう帰られるんですか？」
「…紅葉さんには溜まりに溜まった仕事を片付けろと云われたのですが、私にはその心当たりが全くと云っていい程無く…。」
「そうなんですね。此方はてんやわんやです。橘さんの抜けた穴は大きすぎて…、っと、すみません。俺急ぐんで失礼します！」
軽く小走りになって通路を駆けていく彼に、頭の片隅に浮かんだ、もし、が離れなくなった。
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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (
レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します！中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……！これからどうなっちゃうの〜〜！？という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています！ (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2023年11月10日 12時
