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「好きだって云ってくれたんですよ!」

「…へー。」

「私、凄く嬉しくて…、ちゅーだって頑張ってたのに…、私が欲しいって云ってたのに!そんなあっさり捨てられるもんですかぁ!!?」

「わー、絡み酒。めんどくさい。」



彼女はお酒には強いと記憶していたけれど、直ぐに酔っ払ってしまってこの有様。

精神的に弱ってたってのもあると思うけど、これは…。



「ねえ太宰君…、私ってやっぱり要らないって云われる位、魅力無い…?」

「……そんな事無いよ。君は凄く魅力的だ。」

「…、中原君じゃなく、太宰君を好きになってたら良かったのかなぁ。」

「今からでも遅く無いよ。おいで、私が抱き締めてあげる。そしたら、きっと何かが変わる。」



彼女に向けて両手を広げれば、眉を寄せ、濡れた瞳から染まった頬に涙が伝った。

飛びつくように私の胸に収まってわんわん泣く彼女の頭をそっと撫で続けた。

昔はこんなに感情を表に出すような子じゃ無かったんだけどな…。



「大丈夫。沢山泣いていいよ。私がそばに居てあげる。」



今度こそ、腕の中からすり抜けてしまわないように強く優しく、私よりも歳上、だけど私よりも小さな身体を抱き締めた。

この温もりが冷えてしまわないように。



「Aちゃん、中也はね…、」



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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します!中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……!これからどうなっちゃうの〜〜!?という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい!楽しみにしています! (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2023年11月10日 12時

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