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「…此処は？」
「探偵社の社員寮だよ。君はこの部屋を使って。私の部屋は隣室だから気兼ねなく寛いでくれ給え。」
連れてこられた探偵社の社員寮。
更には暫く身を隠す為に此処で寝泊まりしろ、他の探偵社員には私の身柄は伏せとくと気遣ってくれた。
太宰さんは私の肩に手を置いて目線を合わせた。
「投げやりになってはいけないよ。まだその時じゃない。君は自由になっていいんだから。」
「太宰さん…、」
「思ってたんだけど、その太宰さんって呼び方やめない？君の方が歳上だし、私はもう君の上司じゃない。」
「……分かった。」
「うん。それじゃあ暫く宜しくね。」
ぽんと頭に置かれた手は大切なものを思い出して、少し涙腺が緩んでしまった。
「と、いうことで！お酒飲まない？」
「え？」
「だってさぁ、君とお酒飲んでみたかったし？君みたいな可愛い女性にお酌してもらうのもお酒の嗜みでしょう？」
「…でも、」
「まさかまだ中也を引き摺ってる？そりゃ今日振られたばかりなら切り替えられないのも分かるけど、そういう時はお酒に頼ろう！付き合うよ。」
「……、有り難う。」
太宰君のお陰で、今日初めて笑顔を作れた気がする。
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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (
レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します！中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……！これからどうなっちゃうの〜〜！？という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています！ (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2023年11月10日 12時
