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なんだか数日前から視線を感じる。
太宰さんから告げられた内容の事できっと無意識に周囲への警戒をしていたんだろう。
現にそのせいか、肩が凝って仕方ない。
結局あの夜は太宰さんに流されるまま食事をしてしまったけれど、これは浮気…、に該当する筈。
となると幹部へ云うべき事柄…。
一人で唸っていると丁度目の前から中原幹部が歩いてくる。
「中原幹部！」
「…おう、如何した？」
「あの、少し話したい事があるんですが、お時間宜しいですか？」
「……ああ。」
煮え切らない返事を不思議に思いつつ、場所を移動して人の居ない所で私はまず頭を下げた。
「ごめんなさい！」
「…何が。」
「その…、数日前、偶然にも前の上司…、太宰さんと会って二人で…、食事をしました。ごめんなさい！」
「そうか…、楽しかったか？」
「楽しくはなかったです…。」
あれ…？なんか中原幹部の様子が変…？
「丁度良かった。俺も手前に話したい事があってな。」
「はい、何でしょう？」
幹部から向けられた目は酷く冷たい拒絶。
「別れたい。」
「……え？あの、如何して、」
「あ？太宰と二人で飯行ったンだろ？他の男に簡単に付いていく女は要らねェって云ってンだよ。とっとと俺の前…、いや、横浜から消えろ。」
要らない…？
私は此処でも要らない…？
そうか、そうだった…。
私は初めから要らなかった。
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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (
レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します！中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……！これからどうなっちゃうの〜〜！？という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい！楽しみにしています！ (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2023年11月10日 12時
