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るんるんで仕事に向かう朝。

店員さんに教えてもらった化粧を施し、髪も少しだけ気合を入れた。



「Aおはよう。」

「おはよう琴。」

「ちょ、あんた凄く可愛いじゃん!如何したの!?」

「有り難う…、でもまだ少し恥ずかしい、」

「何云ってんの!幹部に見て貰わなきゃっ!」



私を余所にはしゃぐ琴。

何やら周りから視線を集めてるような…。



「手前等、朝から元気だなァ。」

「幹部!おはようございます!」

「おはよう、ございます…。」

「おう、おは……、」



幹部と目が合えば大きく目を見開いて彼の瞳が揺れる。



「あ、あの…、如何でしょうか…。」

「へ?…あ、まァいいンじゃねェか?」

「幹部。素直に。」

「っ、手前…。」



グッと彼の口が閉ざされる。



「ねえA、さっきそこ通った人がAの事可愛いって云ってたよ。」

「え、本当?」

「うん!私も云ったでしょ、可愛いって。」

「嬉しい…、有り難う。」

「かっわいい〜っ!」



頬に手を当てて少し口元が緩むのを抑える。

うう、表情筋が緩む…。



「ダーーッ!!可愛いよッ!だから程々にしろつッたろうがッ!!」



え、これは褒められてる…?怒られてる…?
褒めてくれてるんだよね…?

どんどん顔に熱が集まり両手で顔を覆う。

そんな私の腕を掴んで手を顔から退かされ、下から覗き込んで来る顔は真剣で、



「橘…、云ったよな。いつも通りだ。更に可愛くなンのは俺の前だけでいい。」

「な、かはら君…。」

「…今はそれ辞めろ。キスしたくなる、」

「あの…、」

「返事は。」

「はい…。」



私から顔を離した幹部は、満足そうに笑って私の頭を撫でた。


_______
_____
___



「いいですね〜。幸せそうで。」
「だろ?」
「っ…、お先失礼しますっ!!」



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鈴神(プロフ) - 本当に本当に今読ませて頂いてる唯一の夢小説ですが情報過多すぎて、、このお話に激重感情抱いてます、、二人が幸せになりますように。 (11月23日 20時) (レス) id: c20e30a6a0 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 初コメ失礼します!中也さんイケメンとキャッキャしてたら、まさかの展開でビックリです……!これからどうなっちゃうの〜〜!?という気持ちがいっぱい過ぎて……。主様のペースで更新頑張って下さい!楽しみにしています! (11月23日 20時) (レス) @page32 id: 1836c9208c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2023年11月10日 12時

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