【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ8)

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57.勘違いから始まる試合ページ8

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彼らは攻撃型の布陣で攻めるようだ

守りに入ってちゃ、点は取れないからな

試合が開始され、染岡が敵陣に深く侵入するも、《ボディシールド》で吹き飛ばされる

言葉の通り、体で守るんだな

攻められない雷門も、染岡にパスが繋がり、《ドラゴンクラッシュ》を放つが《セーフティプロテク》でなんなく止められてしまった

「簡単にはあの守備、崩せないわね」

姉さんの言葉に私は、そうかな、と内心思った

今度は雷門が攻められ、《ドカチェフボンバー》を《爆烈パンチ》で止める

染岡にボールが渡るが必殺技を打つ前にあの勝負を吹っ掛けてきた女の子の《ザ・タワー》というディフェンス技で止められてしまう

「甘いね、宇宙人」

その時、ほんの少しだけ染岡は自分の足を見て顔を歪めた

「さあ、前半の時間も残りわずか!ここで雷門が攻撃に出た!」

いつの間に居たんだ

いつもサッカーの試合を実況する雷門生徒の角間

見たところ、チャリで奈良まで来たようだ

女の子の前まで染岡が持ち込み、シュートを打つがゴールから大きく外れて点には繋がらなかった

そこで前半が終了し、選手がベンチへと戻ってくる

姉さんは、皆に指示を出す

「皆、聞いて!後半の作戦を伝えるわ。染岡くん、風丸くん、壁山くん、貴方達はベンチに下がって」

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