【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ7)

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56.サッカーで勝負ページ7

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「違う!違います!これは池に落ちてて…」

「とぼけるつもりか。おい、そこの女!」

「何」

「そのボール、こちらに渡してもらおうか」

「嫌だ、と言ったらどうするんだ」

「なんだと」

「まあ、別にいいけど」

ボールを持ち上げて黒いスーツを来てる男の人に軽く投げて渡すが流石の重さでまた、ドシン、という音が鳴る

他の黒いスーツを着た人達も唖然としていた

男は顔を歪めながらも、自分は総理大臣警護のSPだと言った

「だからと言って急に宇宙人呼ばわりするなんて、失礼じゃありませんか!」

風丸が抗議をすると、女の子が宇宙人はどこだ!とこちらに駆け寄ってきた

「だから、俺達は宇宙人じゃないって!俺達はFFで優勝した」

「動かぬ証拠があるのに往生際の悪い宇宙人ね」

ここまでくれば否定しても、話は聞いてくれそうにない

それでも何度も違う、と否定する円堂に、いいや宇宙人だ、と言い張る女の子

「よし、そこまで言うなら証明してもらおうか」

「挑むところだ!」

という事でサッカーで証明する事になった

相手は大のサッカー好きの総理大臣が集めた専属SPらしく、サッカーで体を鍛えているようだ

今、ここには10人の選手しかいない

その不安から壁山は監督にアドバイスを教えて欲しいとお願いするが、監督は君達の思う通りにやってみて、と指示は出さなかった

「監督。他にかける言葉なかったの」

「あら、貴方も出る気がないのによく言うわね」

「あ、バレてた?」

そして、雷門は1人足りない10人で試合に挑んだ

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