【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ50)

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99.イタズラ小僧の事情ページ50

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「彼は見る目があるな」

「さっきの奴の事か」

「ああ。あのつるピカールは凄いんだ。あれで拭いた箇所は本当に綺麗になる。その品を持っているとは、出来るな」

「お前のそのずれた感想にどう返せばいい」

「私も使っている」

「必要のない情報だ」

あ、そう…と有人くんの冷たい言葉に返す

先程、こぐれー!!と叫んだであろう人が塔子を見つけて謝る

「申し訳ございませんでした。ウチの部員がとんでもない事をいたしまして」

「ウチの部員?」

「てことは、あいつ…」

「「「サッカー部!?」」」

た、確かに驚いた

でも逃げ足は早かったな

「ええ。木暮と言うんですが困った奴でして。周りは全て敵だと思っているというか」

「敵?」

「ええ。それで私達も練習させるより、まずは精神を鍛え直す事から始めた方が良いのではと1から修行させているのですが、いくら説明しても木暮は自分だけがいじめられていると決めつけて、あいつにとっては仕返しのつもりなんです」

「かなり性格が歪んでんな」

「まだ可愛い方だろう」

「同じサッカーをする者として恥ずかしい限りですね。ああ、壁山くん。もう少し右です」

さっきの事があったからか、壁山は目金の肩を揉んでいた

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