【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ23)

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72.自然が相手ページ23

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吹雪士郎をチームに引き入れるため、北海道に向かうが、塔子の携帯に電話が入り、父さん、つまり総理大臣が見つかったという知らせが届いた

だけど、東京には帰らないと言う塔子

「よし、地上最強チームになろうぜ」

拳を突き合わせる円堂と塔子

円堂が二人になった

塔子が正式にキャラバンに参加する事になった

北海道に向かっているバスが止まり、何事かと思えばトレーニングをしようと姉さんは言う

音無さんがノートを取り出しトレーニングメニューもある、と言うが嘘だと思う

円堂以外、誰一人として声を上げる人はいなかった

「いいわ。だったら、自主トレをしてもらうわ。この山の自然を相手に」

それが目的のくせに

監督の練習よりはマシだ、と染岡が言い、それに壁山も賛同する

「よし。山だ、自然だ、特訓だ!!」

そして各自、特訓を始める

動けばやっぱり汗はかくし、お腹も減る

マネージャーが用意してくれたおにぎりを食べていると姉さんが近くにお風呂があるから入ってきなさい、と言った

「お風呂…!」

皆は水着を着て楽しそうに入るが、私はのんびりと入りたい派なため、女湯に一人で入る

誰一人いなくて貸切状態だ

「気持ちいいな…」

腕を伸ばして肩までじっくり浸かる

汗と一緒に疲労も流されるようだった

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