【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ21)

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70.予想外と予想内ページ21

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姉さんの言葉に驚く皆

私だって、何がなんだか分からない

「ちゃんと説明して下さい」

「私の使命は地上最強チームを作ること。そのチームに豪炎寺くんは必要ない。それだけです」

「でも、それじゃ説明に…」

林の方へと歩いていく豪炎寺を追いかける円堂

豪炎寺の方から、次は私へと視線が向けられた

「それと、鳴上さん。貴方も、昔の仲間に同情してプレーが出来ないと言うならチームを離れてくれて構いません」

分かってた

もしかしたら言われるかもしれないって

姉さんは、はっきりと自分の気持ちに従って戦う事を決めたのに、私はまだ悩んでる

早く、気持ちの整理をつけないと

私は監督に一礼して豪炎寺が行った方の反対側の林へと足を進める

「A!」

「大丈夫。少し、ボールを蹴ってくるだけ」

日は完全に落ち、空には無数の星が散らばっている

ドリブルで林の中を駆け回る

木を避けたり、木を使ったりして、ただひたすらボールを追いかけていた

少し汗をかいたところでバスに戻ると、音無さんのパソコンを皆が覗き込んでいる

「君達は何をやってるんだ」

「おお、鳴上!実はさ、北海道の白恋中のエースストライカー、吹雪士郎をチームに引き入れるんだって」

「はい、タオル」

「ああ、ありがと」

タオルで汗を拭いて私もパソコンを覗き込む

一試合に10点、熊殺し、ブリザードの吹雪やら、噂ばかりが乗っている

「吹雪士郎の事は後だ。A、エイリア学園の話、聞かせてくれるか」

有人くんを筆頭に、私に向けられる視線に少し気まずさがあるが、頷いて椅子に座り口を開く

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