【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ19)

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68.監督の考え一つ目ページ19

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円堂はマネージャーに手当てを受けている

相当、ダメージを喰らったはず

「理事長に連絡して、監督を変えてもらう!」

「待て、染岡!」

「何だよ、鬼道!!まさかお前、あの監督の肩、持つんじゃないだろうな!!あんな、わけ分かんない奴の!!」

「そういうわけじゃない。ただ、結論を出すのは監督の考えを知ってからでも遅くはない。そうだろう、A」

話は急に私に振られる

私は、有人くんの言葉に頷く

「有人くんの言う通り、監督には二つの考えがあった。結論から言うと一つ目は君達を守る事」

「俺達を、守る…?」

「前半を終えた時点で、俺達の体力は限界に達していた。もし、あのまま俺の作戦を続けていたら、どうなっていた」

「どうって…」

風丸は少しの間考え、ハッとする

「俺達も、半田やマックス達みたいに病院行き」

「ああ。確実にな」

皆、その事に関しては納得した

だけど、円堂に関しては納得がいかない人もいた

「でも、本当にそれで良かったのか。どんな状況でも全力で戦う。それが俺達のサッカーだろ!!」

「土門の言う通りだぜ。円堂を犠牲にして俺達だけ助かって、そんなの雷門のサッカーじゃねえ!!」

「それは違う!!」

声を発したのは円堂だった

バスから降りてきて、塔子に心配され、大丈夫だ、と言うが肩を押さえて痛がっていた

「調子に乗りすぎよ」

と、夏未が辛辣な言葉を言う

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