【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ14)

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63.本当の仲間になりたいページ14

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「やっぱり私は、君達と本当の仲間になんてなれない。羨ましいよ、見えない何かで繋がっている君達が」

「そんな事ない!!」

「おい、円堂…」

「お前が本当の仲間になれないなんて、そんな事、あるもんか!!」

ズカズカとこちらに来て、私の腕を掴んだ

「鳴上は、俺の、俺達の大切な仲間だ!!」

「くっ…。その手を離せ、人間!!ソル様に触るな!!」

「鳴上はソルじゃねえ!!鳴上Aだ!!俺達の大事な仲間の鳴上Aだ!!」

私を庇うようにして、前に立つ円堂

「円堂…。どうして……」

「言っただろ。お前は悪い奴じゃない。そりゃ、言い方とかは冷たかったけど、それって全部、俺達の事を思っての事だろ?」

ニカッと笑う円堂に胸が熱くなった

私は、円堂と、皆と本当の仲間になりたい

すると、私の周りに雷門の皆が集まっていた

「たくっ…。この件が終わったらきっちり、納得がいくまで話してもらうからな」

「染岡…」

「ま、そういう事だ」

「風丸…」

「鳴上先輩がいれば百人力でヤンス!!」

「栗松…」

マネージャーの皆も来てくれて、目頭が熱くなった

姉さんも、ゆっくりと頷いて笑ってくれる

「という訳だ。鳴上は俺達の大事な仲間だ」

「人間ごときがソル様の仲間だと…っ」

「勝負だ、レーゼ!!」

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