検索窓
今日:28 hit、昨日:15 hit、合計:21,384 hit

97話 ページ48

.




三上の捜索は未だ続けられていた。

目撃情報から色々洗ったりしたが目ぼしい情報は見つからない。

そんな時に乱暴に開けられる武装探偵社の扉。



「邪魔するぜ探偵社。首領の命により情報をくれてやる。手前等と手を組むなんざ些か気に食わねェがマフィアとしても放っておけねェ事態になった。」



中へとずかずか入り込んできたのは敵対しているポートマフィア幹部の中原中也と芥川、樋口、黒蜥蜴。



「手を組む、だと?」

「訊いてねェか?お宅の社長には話が通っている筈だが、手前等組織は情報共有も儘ならねェみたいだな。」



そこへ探偵社の社長である福沢が、よく来られた、そう云って彼らを迎え入れた。



「これより探偵社はポートマフィアと協力し、三上の奪還及び二名の異能力者を捕らえよ!」



三上の奪還という言葉に中原はピクリと眉を動かした。



「三上の奪還?どういう事だそりゃ。」

「言葉通りさ、中也。彼女は拐われ生死不明、情報も少なすぎて行方も分からない状態だ。」



太宰は淡々と三上の事について告げる。

監視映像が残ってるから見るかい、とポートマフィアに彼女が拐われる瞬間の映像を見て驚愕する。

誰もがこの場にいる太宰に視線を向けた。



「映像に映っている私は私ではない。私に成りすました異能者が彼女を誘拐。現に私ではないと知った彼女は咄嗟に相手と距離を取り、その後、後ろからもう一人に眠らされた。」



.

98話→←96話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 中原中也   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2023年4月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。