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「ねえ新一、言いたい事があるんだけど言ってもいい?」
「ああ、俺も聞きてえ事があったんだ。」
お互いに言いたい事、聞きたい事を話す。
「キッドのこと、好きなのか。」
「私は、新一のこと好きだったよ。」
「……は?」
「正に鳩が豆鉄砲ね。いい顔が見れたわ。」
クスクスと口元に手を添えて笑った。
呆けた顔を見れた事は今の私には誇らしいこと。
「これ、キッドから貴方にって。中身は見てないけど…。」
「カードか…?」
白い封筒の中身を取り出す新一は、あんにゃろっ、等と呆れた声を出す。
なんて書いてあったのか気になった私は後ろから回り込んで内容を覗き見た。その内容を見て笑いが込み上げてきた。
「ふふっ、新一も負けてられないわね。」
「あのな……。」
「好きなんでしょう?蘭のこと。」
知ってますの言い方をすれば、顔を染めて反らす。顔が赤いと指摘しても、夕日のせいだと誤魔化す。
「キッドもやってくれるぜ。」
「本当に。この勝負は私の負けね。」
「勝負?」
「前に言ったでしょう?キッドを捕まえれず、逆に捕まってしまった私の負け。」
お先に失礼♡
怪盗キッド
今度は私が挑戦状を叩き返してあげるわ。
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汎用うさぎ(プロフ) - 祟璃さん» 成る程…。参考にさせて頂きます!アドバイスありがとうございました! (2019年4月13日 21時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
祟璃(プロフ) - いつお話が変わったんだろう...ということが所々ありました。場面の展開をもう少し細かくされればいいと思います...。 (2019年4月13日 20時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - とっても面白いです!!この作品は完結まで持って行ってください!!お願いします(>人<;) (2018年10月1日 23時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2018年9月29日 8時