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「Aくーん!!」
「げっ。世良……っ。」
朝くらい平穏な日々を送りたいと思っていた矢先に、それがぶち壊れるなんて誰が想像するだろうか。
「今度こそ、僕と組んでもらうよ!」
「だから、嫌だって言ってんでしょ。」
「頭が切れる君だから僕もこんなになってお願いしてるんじゃないか!な!お願い!僕と一緒に探偵業をやってくれ!!」
「断固、お断り。」
毎朝、私に探偵業に誘う彼女は世良真澄。
彼女も探偵をしていて……って、私の周りにはどれだけ探偵がいるんだか。
まずはコナン君(新一)に、平次君に、毛利小五郎、安室さん、そして、誰だっけ、あの、名前が白くて動物みたいな……。まあ、いいか。
「ほら、学校着いた。じゃあね。」
彼女と一学年違うことに感謝。
手を振って三年生のフロアに踏み入れば、世良はもう追ってこない。ここが私の安住の地。
「またキッドが予告状出したんだって!」
「ほんと!?」
今やこの話題で持ちきり。最近は頻りに出没することからキッドブームが収まらない。
子供から大人まで、老若男女に人気の高い泥棒。
「また鈴木財閥の宝石だって。」
鈴木財閥か……。
たまには便乗させてもらおうかな。
久しぶりにキッドキラーの彼にも会いたいしね。
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汎用うさぎ(プロフ) - 祟璃さん» 成る程…。参考にさせて頂きます!アドバイスありがとうございました! (2019年4月13日 21時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
祟璃(プロフ) - いつお話が変わったんだろう...ということが所々ありました。場面の展開をもう少し細かくされればいいと思います...。 (2019年4月13日 20時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - とっても面白いです!!この作品は完結まで持って行ってください!!お願いします(>人<;) (2018年10月1日 23時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2018年9月29日 8時