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帰る、とは言ったものの家に帰ったって暇だ。
どうせなら遊びに行こう。どこがいいかな。トリガーもいいけどあまり歓迎されなさそうだし、アイナナちゃん達は……、うん、アイナナちゃん達に会いに行こう。
心を癒しに行こう。
手土産に王様プリンとおつまみとビールを買ってアイナナ寮を訪ねた。
「あ、Aさん！おはようございます！！」
「りっくん……。うわーん！りっくん〜！！」
「ええ！？どうしたんですか！？」
りっくんの笑顔に心を奪われ、お構い無しに抱きついた。体格はちょっと違うけど、確か身長はモモと同じなんだよね。
「あの、取り敢えず入ってください。」
「うん。」
りっくんに案内されリビングに顔を出せば今日は休みなのかゆっくりと寛いでいる大和と三月とナギがいて、私は半泣きで彼らの名前を叫び一人一人に抱きついた後で手土産を渡せば皆喜んでくれた。
「はあ、癒しだよ……。」
「OK。ワタシが貴方の気持ちを受け止めます！welcomeです！」
そう言って腕を広げるナギはとても綺麗な顔で笑うものだからドキンと胸が疼く。
「ナギ推しになりそう。」
顎に手を当ててそう呟けば、大和が百さん推しだろ、なんて言って茶化してくる。
「だってモモと居たって何にも無いしね。ナギとなら楽しくお付き合い出来そう。それに推しはモモじゃなくてユキさんだよ。」
「え、でも百さんと付き合ってるって聞きましたよ。」
「……モモなんて嫌い。それより誰がそんなこと言ったの。ユキさん？」
「百さん本人が言ってたけどな？手出さないでねって。」
「自分も出さないのに牽制してどうすんの。馬鹿なの？アホなの？」
「自分も出さないって……、百さんどうしたんすかね。ちなみにAさんは手を出されたいんですか？」
三月はなんて質問をしてくるんだろうか。
でも、私の本心は……、
「うん、モモならいいって思いたい。」
静かにそっと呟いた。
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うゆ - この作品すごく好きなんです！！ 面白くてとても続きが気になるんですが……もう更新はしないんですか…？ このまま終わっちゃうんですか！？ 暇なときとか気が向いたらとかでいいんで更新してほしいです！！ずっと待ってます！長文&自分勝手ですみませんでした。 (2019年5月9日 0時) (
レス) id: 2bf23e3059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年12月4日 21時
