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私達は付き合った、のか……？
付き合った日に一度、本当に一度だけキスをされたっきり恋人としての音沙汰は何もない。
好きって言葉すらない。
私も言ってないけど。
「ももりん買ってきて？」
「……。」
首を傾げて可愛くアピールされ、自販機でももりんを買ってモモに投げつけた。
それを目撃していたおかりんに怒られる。
「か、可愛くない！！」
「可愛くなくて結構。」
「Aさん、どうしたんですか。」
「べっつに！」
イライラが立ち込めて、悪くないおかりんにまで八つ当たりしてしまう。
事務所にストックしていたゆずりんを取り出して、モモの真正面のソファに腰を下ろして脚を組んだ。
「イライラは身体に悪いよ？」
「ちっ……。」
「舌打ちっ……！？」
「Aさん、いい加減にして下さいよ！？」
再びおかりんに怒られた。
「……帰る。」
「え、スケジュール確認しに来たんじゃ、」
「ラビチャで送って。」
「はい、分かりました……。」
「これあげる。」
飲みさしのゆずりんをおかりんに無理矢理持たせた。
「A、ゆずりん大好きじゃん。人にあげるのなんて珍しいね。」
「今は嫌い。ももりんも嫌い。あんたのそういう反応も大嫌い。」
「…生理？」
「百くん！！」
「……そ。だからモモは私に近づかないで。話しかけないで。イライラする。」
これ以上踏み込ませないよう、モモの問いを肯定し、冷たい言葉を吐き捨てた。
恋人って、彼女って一体何。
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うゆ - この作品すごく好きなんです！！ 面白くてとても続きが気になるんですが……もう更新はしないんですか…？ このまま終わっちゃうんですか！？ 暇なときとか気が向いたらとかでいいんで更新してほしいです！！ずっと待ってます！長文&自分勝手ですみませんでした。 (2019年5月9日 0時) (
レス) id: 2bf23e3059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年12月4日 21時
