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朝起きたら、抜け殻のようになってしまうのかと思っていたけれど、意外と気持ちはスッキリとしていた。
勿論、辛いし悲しかったけどそれもいい経験だって割り切ったからかは分からないが。
「おはようございます。」
事務所に顔を出していつも通りに挨拶。
「おはようございます。今日はお早いですね。」
「おかりん！今何してるの？手伝おっか！」
「あはは。ありがとうございます。でもこれは自分の仕事ですから。」
「やだ、惚れちゃう……。」
毎日の事だからか私の愛はスルーされて、この場にいるのは私だけになってしまった。
……私の言葉はそんなに安く思われているのかな。
「A、そんなところで突っ立って何してるの？モモ、もういるんじゃない？」
「ユキさん……。別にモモは関係ないよ。」
「じゃあなんで？」
「私ってさ、軽い女なのかなって。」
「重くはないよね。嫉妬とかしなさそう。」
「嫉妬……。」
そういえば、殆どしたこと無いかも…？
嫌だなとか思うことはあるにはあるけど、これは仕事だからと思えば直ぐに割りきれた所はある。
「で、僕の分は？」
「何の？」
「チョコだよ。作ったんでしょ。万が嬉しそうに話してた。その後、修羅場になったことも。」
「捨てたし辞めた。」
「辞めたって？」
「モモのこと好きなの辞めたの。」
そう言えば目を見開いた後、顎に手を当てるユキさんの姿は美しい。としか言い様がない。
見惚れているとかなり大きな物音が鳴る。
そこには当人のモモがいた。
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うゆ - この作品すごく好きなんです！！ 面白くてとても続きが気になるんですが……もう更新はしないんですか…？ このまま終わっちゃうんですか！？ 暇なときとか気が向いたらとかでいいんで更新してほしいです！！ずっと待ってます！長文&自分勝手ですみませんでした。 (2019年5月9日 0時) (
レス) id: 2bf23e3059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年12月4日 21時
