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「桃！」
「柚子！」
「桃！」
「柚子！」
お互いに鼻が付きそうな程に顔を近づけて、自分の意見を主張する私とモモ、を見ているユキさんとおかりん。
「その辺にしといたら？もうどっちでもいいよ。」
「「よくない‼️」」
声がハモるだけで本当にムカつく。
私達が何故、こうやって言い合っているのかと言うと最近、桃とりんごのスパークリングの他に柚子とりんごのスパークリングが発売された。
私は桃より柚子が好き。だからか、私がそれを飲んでいる最中にモモが桃の方が美味しいのに、なんて言ってくるから喧嘩に発展。
普段は仲は良いんです。否、良かったんです。さっきまでは、本当に。
「あんたの方が一個年上なんだから譲ってくれてもいいじゃん！絶対に柚子だって！」
「ムリ。」
「超ムカつく。」
「いい？柚子なんて邪道だよ。飲むなら断然、桃だね。」
「それはあんたの見解でしょ!?」
「柚子だってそっちの見解じゃん！」
一歩も引かない、というよりも引きたくない。
睨み合って二人同時にふんっ、と顔を背ける。そして、
「ユキー‼️」
「はいはい。」
「ユキさーん‼️」
「はいはいはい。」
モモはユキさんの胸を涙で濡らし、私もまた、ユキさんの膝を涙で濡らす。
今の今まで一緒に笑ってたのに、寂しい気持ちがあるのはきっと、片思い歴二年をこじらせたせい。
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うゆ - この作品すごく好きなんです！！ 面白くてとても続きが気になるんですが……もう更新はしないんですか…？ このまま終わっちゃうんですか！？ 暇なときとか気が向いたらとかでいいんで更新してほしいです！！ずっと待ってます！長文&自分勝手ですみませんでした。 (2019年5月9日 0時) (
レス) id: 2bf23e3059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年12月4日 21時
