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「ね、今日はお互いダーリン、ハニー呼びにしよう！」
「わかりました。ダーリン二号。」
「二号！？もしかしてマネ子ちゃんが一号じゃないよね！？」
「では行きましょう、二号さん。」
「どうせオレなんて二の次だよ……。」
待ちに待った初デートの日。前回の出来事から学んでしっかりと二人で話合った。
悄気る百さんにふう、と一息ついて「行こ」と手を繋いで歩き出す。手をずらして指を絡めれば俗に言う恋人繋ぎ。
「百瀬はどこか行きたいとこ……何してんの。」
「ちょっと、自分との戦いを。」
すーはーすーはーと、大きく呼吸をする百さんは胸に手を当てて、ぎゅっと服を掴む。
「約束したとこ、連れてってあげる。」
「約束って、もしかして動物園……。」
百さんはふんわり笑って、今度は百さんが私の手を引いた。そして、再び運転する百さんが見られることに、心なしか嬉しく思った。
「もう、そんなに見つめないで。」
「百瀬って、格好いい。」
「急なデレ！？」
「今デレ期到来なの。」
じーっと真っ直ぐ前を見てハンドルを握る百さんを見ていたら百さんの左手が私の目を覆い隠した。
「運転に集中出来ないから」と少し素っ気ない態度をとられるが、照れていることは丸わかり。
「照れてる。」
「そりゃ照れるよ。Aってば普段言わないんだから。」
「暗くて格好いい百瀬が見れない。」
「デレデレじゃん！車どっか停めていい！？いちゃいちゃしていい！？」
「動物園……。」
「すぐに向かいます。」
悲しそうな声を出せば百さんの手が離され、両手でハンドルを握り、運転に集中する。
私ってかなり、大人な百さんが好きらしい。
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ふゎー - 百ちゃん最初から推しだったんですけどこの小説でもっと推しになりました！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年4月9日 22時) (
レス) id: 5bed9e68f4 (このIDを非表示/違反報告)
もりりん(プロフ) - わたしはももりん推しなのでこの小説はすごく楽しく見させてもらっています!!これからも更新頑張ってくださいね！ (2018年4月2日 9時) (レス) id: 919c8ea127 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 百さんかっこよすぎ可愛いすぎエロす((この小説で推しになりそうです！これからも頑張ってください！続き待ってます！！ (2018年4月1日 18時) (レス) id: dac3aee97d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年3月30日 8時
