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目を開けると目の前には優しい笑みを浮かべた裸の男が「おっはよん」と挨拶する。まるであの百日和の表紙のような絵図だった。
「まだ５時過ぎだから寝ててもいいよ。」
「へ……。」
「へ？」
「変態！！」
「ぶっ！！」
枕を引っこ抜いて彼の顔面に押し付けた。
「ちょっと待ってよ！昨夜のこと覚えてないの！？」
「昨夜……。」
「あっつい夜過ごしたじゃん！！」
「あっつい夜……。……！」
思い出した途端、顔にとんでもない熱が襲ってきて、布団を頭まで被せた。
「えと、そこまで可愛い反応されるとオレも恥ずかしくなってくるんだけど……。」
そもそもなんでそういうことをしたんだっけ。私が狸寝入りしてて、それから百さんがヘタレ感を出して、キスして抱きしめて……！
穴があったら埋まりたい……！！
「もう、絶対にしない……。」
「それはオレが嫌！！」
「自家発電でもしててください。」
「女の子がそんなこと言っちゃ駄目！！」
「あの甘い夜はどこ〜！？」等と悲しげに叫ぶ百さんはぎゅうっと私を抱きしめる。直接素肌同士が触れ合って心臓がバクバク鳴る。
「A、凄く可愛かったぁ……。」
「っ……。」
「モモ、モモ〜って呼んでくれて。時々漏れる声も最高に興奮した……。きゃー、愛し合っちゃったよオレたち〜！！」
「い、意地悪なこと言わないでください！！」
「も〜！そうやって顔赤くして怒るところも最高にか〜わ〜い〜い〜っ！！」
「わざとですよね！？」
「わざとだよ！」
腰をゆっくりと円を描くように擦られ、「大丈夫？」と落ち着いた声で聞いてくるもんだから昨夜のことをはっきりと思い出してしまった。
小さく「大丈夫です」と返せば「そっか。良かった」と百さんはやんわり笑った。
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ふゎー - 百ちゃん最初から推しだったんですけどこの小説でもっと推しになりました！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年4月9日 22時) (
レス) id: 5bed9e68f4 (このIDを非表示/違反報告)
もりりん(プロフ) - わたしはももりん推しなのでこの小説はすごく楽しく見させてもらっています!!これからも更新頑張ってくださいね！ (2018年4月2日 9時) (レス) id: 919c8ea127 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 百さんかっこよすぎ可愛いすぎエロす((この小説で推しになりそうです！これからも頑張ってください！続き待ってます！！ (2018年4月1日 18時) (レス) id: dac3aee97d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年3月30日 8時
