【42】 ページ43
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「あの、百さん……。」
「ああ、ごめんね！？口挟むつもりはなかったんだけど、なんか黙ってらんなかったっていうか、」
「そうじゃなくてですね、その、距離が……。」
体は密着していて、今にも心臓の音が百さんに聞こえてしまいそうでなんだか恥ずかしかった。
焦ったように離れる百さんとの間に、気まずい空気が流れ込む。
「ひゅー。モモかっこいいー。」
「百くん、男ですね！」
「ユキ！？おかりん！？ちょ、見てたの！？」
「うん。一部始終。」
「言ってよ！！恥ずかしいじゃんか！！」
「そんな事はありませんでしたよ。百くんの男をひしひしと感じました！！」
顔が熱い……。
千さんやおかりんの言う通り、本当に格好良かったし、凄い、ドキドキした……。
「Aさん、どうかしましたか？」
「い、いえ！何も問題ないです！！」
「ほらモモ、今だよ。アタックアタック。」
「ユキぃ……。そんなに急かさないで……。」
私に向き直る百さんは「動物好き？」と首を傾げ聞いてくるから私は「大好きです」と答えた。次に「今日、暇？」という問いに「暇です」と言う。
「今日、オレに付き合ってよ。」
「え、でも……。」
チラリと千さんとおかりんを見ると、わざとらしく欠伸をする千さんとスケジュールの確認を始めるおかりん。
「よし、まずは腹ごしらえに行こう！ユキ！おかりん！ちょっと行ってくるね！！」
「百さん！？」
百さんに腕を引かれるまま、付いていく。
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汎用うさぎ(プロフ) - まおさん» そうでした。ご指摘ありがとうございます！ (2018年2月23日 5時) (
レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
まお - ばんりさんは“万里”じゃなくて“万理”ですよー (2018年2月23日 2時) (レス) id: 2570a473dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2018年2月16日 22時
