258.吉良星二郎の言葉 2 ページ9
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「初めは娘のためにと思ってつくったお日様園だったが、子供達の笑顔に、私の心の傷も癒えていった。本当にお前達には感謝している。
お前達だけが私の生き甲斐だった。
そして五年前…隕石の落下。それがエイリア石だった。エイリア石の分析を始めた私達だったが、すぐにその恐るべきエナジーに気がついた。そして、私はエイリア石の魅力にとりつかれていった。その素晴らしい力に…。
しかし同時に、それまで心の奥底に押し殺していて復讐心が再び込み上げてきたんだ。
すまない…。
本当に皆すまなかった…。
私は、愚かだった」
「父さん…」
突然の地響き
天井も崩れ瓦礫が落ちて、逃げようにも道を塞がれてしまい八方塞がりだった
その時、イナズマキャラバンが飛び出して古株さんが早く乗るように催促し、皆はバスに駆け込む
「父さん!」
「ヒロト!」
振り返れば父さんがあの場で座り込んでいて、ヒロトと守が駆け寄った
私は胸の辺りの服をぎゅっと握ってキャラバンの外で二人を見る
「私の事はいい。私は、ここでエイリア石の最後を見届ける。それが、お前達に対するせめてもの償いだ…」
「何馬鹿な事言ってんだ!こんな所で死んでどうするんだよ!そんな事してヒロト達が喜ぶわけないだろ!まだ分からないのか!?
皆にはあんたが必要なんだ!!」
「行こう、父さん」
「こんな酷い事した私を…
ヒロト、お前は許してくれると言うのか」
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みるくてぃ☆(プロフ) - 失礼します!とっても面白いです!頑張ってください☆ミよければお友達になって頂けませんか?汗 (2017年8月19日 23時) (
レス) id: 363c42bf1d (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - マカロンさん» ありがとうございます！FFIも続けて書こうと思っているので引き続き読んでくれると嬉しいです！ (2017年8月18日 15時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2017年8月18日 11時) (レス) id: a26fc9d9f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2017年8月17日 21時
