256.伝えたい事 ページ7
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「それでも構わなかった。父さんが、俺に本当のヒロトの姿を、重ね合わせるだけでも…!」
痛みに耐えながら、自分の気持ち、考えてる事をはっきりと伝えるヒロト
私も伝えたい事がある
それは、ヒロトの後で十分
「父さんが施設に来る日が楽しみでしょうがなかった。父さんの喜ぶ顔を見てるだけで、嬉しかった…。たとえ存在を否定されようと、俺達な事を必要としなくなったとしても、それでも父さんは…
俺にはたった一人の父さんなんだ!」
「ヒロト…。お前はそこまで私を…」
やっと分かってくれたんだね、父さん
「ねえ、父さん。私の話も聞いてくれる?」
「ソル…!」
「私にとって、ヒロト達にとって貴方は、ずっと父さんだった。一人だった私に、手を差しのべてくれたのは紛れもない父さんなんだ。
皆といる毎日が凄く楽しかった。本当だよ」
にこっと笑ってみせると父さんは目を見開いて私を見たあと、悲しそうな顔をする
「私は間違っていた。私にはもう、お前達に父さんと呼んでもらえる資格などない」
立ち上がった父さんはボールをウルビダの足元に投げ、両手を広げた
「さあ打て!私に向かって打て、ウルビダ!」
「父さん!」
「こんな事で許してもらおうなどとは思っていない。だが少しでもお前の気がおさまるのなら…!さあ、打て!」
もしもの時は、私が…!
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みるくてぃ☆(プロフ) - 失礼します!とっても面白いです!頑張ってください☆ミよければお友達になって頂けませんか?汗 (2017年8月19日 23時) (
レス) id: 363c42bf1d (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - マカロンさん» ありがとうございます！FFIも続けて書こうと思っているので引き続き読んでくれると嬉しいです！ (2017年8月18日 15時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2017年8月18日 11時) (レス) id: a26fc9d9f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2017年8月17日 21時
