261.カエルは元の場所に帰しましょう ページ12
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「だってほら俺、母ちゃんの事、あったろ。俺、人の事が信じられなくなったって…。けどさ、皆と一緒に戦って分かったんだ。
人は信じなきゃダメだって」
あの性格がひねくれていた木暮が今じゃ人の信じる事の大切さを知った
出会ったばかりはただのいたずら小僧だったのに
木暮と仲良くしていた音無さんが木暮に握手を求め、木暮はそれに応えた
わあっ!と驚いた木暮の頭にはぐったりとしている、カエル……
「ひっかかったひっかかった!私も一回やってみたかったんだ!うっしっし」
「やっぱり信じた俺が馬鹿だった!」
皆、呑気に笑ってないで早くそのカエルをどこかに逃がしてやれよ
水を欲してるだろ
ぐったりとしてもう死にかけじゃんか
頭を抱えてしゃがみこめば、有人くんがああ、そうだったなと今思い出したように言う
「いいい、今すぐ元の場所に、返してあげるのが賢明だと私は思うな、うん」
「そう言うな。よく見ると可愛い…かもしれんぞ」
「絶対思ってないだろ!私は、その……あれだ。向こうら辺に用があるのを思い出した」
「曖昧だな」
「だって何があるか知らないし!!」
「すみません、先輩。先輩がカエル苦手なの忘れてました……」
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みるくてぃ☆(プロフ) - 失礼します!とっても面白いです!頑張ってください☆ミよければお友達になって頂けませんか?汗 (2017年8月19日 23時) (
レス) id: 363c42bf1d (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - マカロンさん» ありがとうございます！FFIも続けて書こうと思っているので引き続き読んでくれると嬉しいです！ (2017年8月18日 15時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2017年8月18日 11時) (レス) id: a26fc9d9f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2017年8月17日 21時
