こそこそ話(地理×医学):鳩麦_烏龍さん リク: ページ28
伊沢 目線
ヒュウ とまだ冷たい風邪が吹いて肌に触れる。
4月なのにまだ寒いなぁ、と感じながら冷えた両手を擦り合わせる。
…今日、俺は水上のお手伝いをすることになっている。「腰が痛くて歩くのが辛い」らしい。
昨日やりすぎたかなぁ、と少し申し訳なさがでてくるが、可愛かったもんなぁという言い訳のようなものがでてきて、その申し訳なさに覆いかぶさった。
薬局に着き、湿布を買って帰路につく。
近くに薬局があって助かった。
…これからもお世話になるかもしれないし。
水上の家に着いて、ドアを開ける。
伊「ただいま〜…外めっちゃ寒かった」
多分ベッドの上で寝転がっているだろう水上に、玄関から呼びかける。
返答が無いので寝ているのだろう、と思いながらその部屋に向かう。いきなり起こしちゃおうかな。
伊「水上ぃ〜湿布買ってきたぞ‐」
部屋に入ると、案の定水上はベッドの上で眠りについていた。
腰が痛いからだろう、珍しくうつ伏せで眠っている。
…ふと悪戯心が湧いて、自分の冷えた両手をいきなり水上の耳に触れさせる。
水「…、ひッ」
冷たっ、と呟いて顔を起こす水上。
耳に触った時、ちょっと びく、ってなったの見逃さなかったぞ。
水「起こすならもっとマシな方法で…ぁ、湿布。ありがとうございます」
いえいえ〜、と返してもう一度水上の耳に触れようとする。
水「、…なんですか、.」
だが、触れようとした手は水上によって止められる。
え?そんな拒まれたらもっと弄ってみたくなるじゃん。
伊「反応面白かったから、もっかい」
水「やですよ、」
即答されてしょげてみる。
それを見た水上は もうされないだろう と思ったのか、目線はビニール袋の中にいっていた。
伊「スキあり!」
まだ少し冷たい指先で耳をくすぐる。
水「わ.ちょ、いざわさ、ん」
肩をあげて少し体をくねらせて拒もうとする水上。
耳弱いの、意外
…てか可愛い。
水「みみは、やめてください…」
そう言いながら両耳を抑えてこっちを見る水上の顔は、ほんのり赤くなっていた。
伊「笑、はいはい」
まぁやめないけどさ。
流石にこう連続にやってはウザがられるだろうし……(見たいけど)
…今日一緒に寝る時、囁いてみる、とか。
隣に囁かれて感じちゃう水上居たら俺理性保てるかなぁ…とかなり真面目に思った。
一応、腰痛めてるし。
無理させるわけにはいきたくないけど、それは理性しだい…になるかな。
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みゆ(プロフ) - izmzで、mzkmさんが彼シャツをするお話を書いて欲しいです!お願いします! (2020年4月19日 22時) (レス) id: 2d938d2ba6 (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - 鳩麦_烏龍さん» 了解しました!話少し短くなるかもしれません;; (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - いちごパフェさん» リクエストありがとうございます!了解しました。愛されはシチュ迷います笑 (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - Yさん» リクエストありがとうございます!その2人組いいですよね^^*ふわふわ系、あんまり書かないので暖かい目で見てやって下さい笑 (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - もちもちの餅さん» リクエストありがとうございます!了解です! (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はち | 作成日時:2020年3月24日 12時