:QK: 短編集（BL）

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山本 目線

須｢もう十分カッコよくて可愛いのに？｣

酔った勢いで｢カッコよくなるには？｣というを相談したところ、須貝さんから思いがけない言葉が返ってきた。

須｢今日だってずっと可愛かったよ。もちろん、動物について色々教えてくれてる時は格好良いなぁって思ったし、それに…｣

山｢…すがいさん！！も、もう大丈夫です！、！｣

まったく、この人は……、
何度も無意識に僕を照れさせる。

山｢わかった、ので…｣

恥ずかしくて手で顔を覆おうとしたが、須貝さんにその腕を掴まれた。

須｢ほら、そーゆー動作とかも可愛い｣

山｢〜〜！｣

そう言いながらこっちを見つめる須貝さんと目が合って、心臓の音が速くなる。

山｢須貝さんだって、そゆとこ．心臓に、悪いです｣

須｢なにそれ、照れる。…でも多分、俺のが心臓に悪いことされてるかも｣

山｢？｣

(その時の頭ではこの言葉の意味を理解することは出来なかったのだけれど、翌朝これを思い出して悶絶した)

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あの後も呑み続け、あまりお酒に強くない僕は須貝さんに送ってもらう羽目になってしまった。

須貝さんが別れ際に｢おやすみよしあき、｣と言ってくれた時は本当に心臓がもたなそうだった。

結局格好良いところ見せられなかったなぁという後悔半分、あとの半分は須貝さんのあの言葉による｢嬉しい｣が大半。

格好良い、よりそっちのが嬉しかったのかも。

昨日の回想をしていたベッドの中から起き上がり、宮棚のスマホを手に取る。

二日酔いによる怠さが酷かった。

須貝さんからのメールには、
｢昨日はありがとう！｣という文とともに、ヒヨコと触れ合う僕の写真が送られていた。

いつの間に撮ったんだ、こんな写真。

画面越しでも僕の気持ちに油を注ぐような須貝さん。
昨日のお出かけからというもの、｢紳士でやっぱり素敵だな｣という憧れの気持ちが強まった反面、｢やっぱりこの人には勝てないや｣という気持ちがでてきた。

特別意識している訳じゃないのに、きちんと格好良い。

須貝さんは流石だなぁ。

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ただの甘々惚気話ですね！
大好きです！()
終わらせ方わかんないのでどなたか教えて下さい;

ﾅｲｽｶﾞｲは何してもﾅｲｽｶﾞｲだからずるいと思います。

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