君はさ(神×東工大)":けい さんリク: ページ17
福良 目線
河｢…なんかさ…最近。つけられてる、っていうかさ｣
最初に沈黙を破ったのは河村だった。
自分と河村を残して後のﾒﾝﾊﾞｰは外で動画取ってくる、と出かけている。
次の企画のネタを考えているうちに珍しく煮詰まってしまったので、どことなくだんまりとした空気になっていた。
福｢つけられてるって、ｽﾄｰｶｰみたいな？｣
ｶﾀｶﾀとｷｰﾎﾞｰﾄﾞを打ちながら問う。
河｢ん、そう。オフィスから帰る時とか、ずっと後ろから視線感じるからさ、｣
福｢女の子と思われてるんじゃないの笑｣
冗談交じりにそう返すと、どこからどう見ても男だろ、と河村は失笑していた。
でも、たまに。
たまに自分も、河村が実は女の子なんじゃないのか。と思う時もある。
仕草が一々綺麗なところとか、肌が白くてふっくらしているところとか、男の自分から見ても、綺麗だなぁと思う。
河｢でもさ…昨日とか、マジ怖かったから｣
福｢何、腕でも掴まれたの｣
河｢それも怖いけど。…家のポストに、自分の写真が溢れるくらい入ってた、隠し撮りてきなの｣
福｢うわ、怖。それ警察行こうよ、付き添うし｣
言い忘れていたが、河村と自分は付き合っている。
河村が｢抱かせて｣なんて言った時には、本当に驚いたが、嫌悪感を感じなかったのはそれを受け入れても良いということなのだろう。と考えて、今に至る。
河｢ありがたや〜｣
手を合わせてふざけたようにそう言う河村。
ところでもう帰ろうよ、と急に我に返って時計を覗く。
福｢煮詰まってるときは寝てﾘﾌﾚｯｼｭしたほうが良いでしょ｣
河｢異議なし｣
福｢…そっちの家まで着いてく｣
先程の河村の相談を受けて、そのｽﾄｰｶｰに自分が河村の恋人だ、というのを少し知らしめたかった。
オフィスからの帰り、それから今は午後11時。
いつもより遅くなってしまってはいるが、その 河村愛 がすごいｽﾄｰｶｰさんは律儀に外で待っているのだろう。
河｢…泊まってく？｣
多分、河村を送った後のことを心配して言ってくれたのだろう。
福｢良いなら、もちろん｣
お言葉に甘えて。普通にｽﾄｰｶｰと鉢合わせなんてしたら怖いし。
帰り支度をし、ドアを開けてまだ冷える4月の空気に触れる。
河｢ぅわ、さむ。｣
さむいさむいと指先を擦り合わせている河村の右手をとって、自分のジャケットの左ﾎﾟｹｯﾄに突っ込んだ。
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みゆ(プロフ) - izmzで、mzkmさんが彼シャツをするお話を書いて欲しいです！お願いします! (2020年4月19日 22時) (
レス) id: 2d938d2ba6 (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - 鳩麦_烏龍さん» 了解しました！話少し短くなるかもしれません;; (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - いちごパフェさん» リクエストありがとうございます！了解しました。愛されはシチュ迷います笑 (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - Yさん» リクエストありがとうございます！その2人組いいですよね^^*ふわふわ系、あんまり書かないので暖かい目で見てやって下さい笑 (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
はち(プロフ) - もちもちの餅さん» リクエストありがとうございます！了解です！ (2020年4月17日 11時) (レス) id: 3e89f23cbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はち | 作成日時：2020年3月24日 12時
