女神と謳われた青年【男主】

女神が六人 ページ9

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『おぉ……ベットだ、ベットがある。

しかもふかふかだぁ……これならぐっすり眠れるなぁ……』





僕はそう言ってベットの布団に布団にダイブした
うん、すっごくふかふか。あったかぁい





『……にしても、あの女の人。確か……エリーだっけ？

やっぱりあれだ。リズに似てるよねぇ……生まれ変わりとかかな？』





いや、まさかねぇ……そんな訳ないか
でもどこか似てる気がするんだけど……気のせいかな？
う〜ん……考えてもわかんないや。まだ会ったばっかりのはずだしねぇ
とりあえず今は寝ようかなぁ……そう思い僕は眠りについた





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「……ろ……きろ……」






ゔゔ……誰〜？ 僕の眠りを妨げるのはさぁ？
僕まだ眠いのに……






「起きろA、着いたぞ！！」





『ふぁ〜……なんだぁ、団長かぁ。

何、もう着いた訳？』







と言うか距離近くないかな？ なんで目を覚ました時に団長の顔が真近くにある訳〜？
ちょっとびっくりしたんだけど。まぁほんのちょっとだけどねぇ……





『んで？ ここどこ？』





「《死者の都》に一番近い場所だ！

ここでキングと死者の都の情報集め、それから当分の飯代を集めないといけないからな」







キング……キング……ああ、あのおっきい人か
う〜ん、僕あの人良くわかんないからなぁ……まぁ、何でもいいけどさ





それにしても……《死者の都》かぁ……
死者の都って名前が付いてるんだし、死んだ人と会えるって所かな？
会えるといいなぁ……僕に生きる事を、希望を教えてくれた人に
僕にとって唯一無二の存在のあの人にね……

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