気まぐれ転校生【男主】

気まぐれ その一 ページ3

「眠い……」



そんな事を僕は呟く
ああもう、さぼりたい……
しかもさっきから視線をすごい感じる……
なんで？ そんなに僕の髪の色珍しいのかな？
あ、でもがっこう？ ってとこに行く前、くーさわが言ってたなぁ……





『お前の髪は結構目立つかもしれねぇからな。

気を付けておけ』





とかなんとか。
ベーモにも心配されたしなぁ。それに外に出るときは猫耳付きのぱーかーってやつを着ろって渡されたし……






「ねぇ！」





「！？ 何、急に……」





びっくりした……くーさわ達の事考えてたから目の前に人が来てる事に気付かなかった……
目の前を見るとそこには3人の女子がいた
うわぁ……僕より身長高いじゃん。





「風凪君、今日の放課後暇かなって思って。

せっかくなら一緒に喫茶店行かない？」





多分、くーさわもベーモも2人とも仕事だし……多分何も言われないよね。それに、折角外に出られたんだ。この際いろんな事を知っておきたい
と言うか、きっさてん……？ なにそれ、聞いた事ない……
聞いたことのない単語に僕は首をかしげた





「別に暇だけど……きっさてんって何？」





「君、喫茶店を知らないのかい？」





驚いた様にする3人を僕はは不思議そうに見つめた
そんなにきっさてんって有名なのかな？
今までくーさわ達に『必要最低限部屋から出るな』って言われてたからなぁ……






「うん、きっさてんって今初めて聞いた。

どんなところなの？」





「う〜ん……口で説明するよりも、実際行ってみた方が早いんじゃないの？

アタシ達、風凪君と仲良くなりたいし！ そのついでって事で！」





茶髪の子の発言に他の2人も縦に頷き、今日の放課後に4人できっさてんって所に行くことになった

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