狗が十匹 ページ12
「……お前、何してるんだ」
道に迷ったからとりあえずグミでも食べて待とうと決め、そこら辺にあった椅子に座って足をブラブラさせながらグミを食べていた。そして5分くらいした時、聞き覚えのある声が僕を呼んだ。
ブラブラしていた足を止めて声の方を見るとそこには根津君の横にいたおじさん……基、相澤君が呆れた表情で立っていた。
「あ、相澤君いい所に来た！ 実は僕道に迷ったんだよね。
って事で教室まで案内して！」
その言葉に大きくため息を吐く相澤君。顔を見ると呆れた表情をしていて。思わずツッコみたくなるのを我慢して僕は彼の手を握る。
「おい、この手はなんだ」
「もうすぐ時間でしょ？
場所と何階にあるかさえ教えてくれたら僕走るよ？」
胸を張って言った僕は取り敢えず相澤君が教えてくれた場所へと走り出すのだった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
「……わんこ。わんこって教師に合わないよね」
笑顔で僕は副担任として生徒の前に立っているわんこに大声で言う。そう、大声で。大切だからもう一度言うよ？ 大声で。僕の声にため息をついた相澤君とか知らない見てない。
ちなみに今はグラウンドにいる。何でも体力測定だとか。そして僕の横には前に仲良くなったショート君が何やら嬉しそうに立っている。僕と手を繋いでね。相澤君がどっか行かないようにって手を繋がせたからさ。別にそんなすぐ飽きたりしないのにね。……いや、飽きる時もあるな。うん。
相澤君が体力測定の説明をしているとどこからか『面白そう』と言う声が聞こえてきた。
あ〜あ〜……彼等仮にもヒーロー志望なのに面白いはないでしょ……。ま、つい最近まで中学生だったからしょうがないかもしれないけど。でもそれがこれからも続くとなると結構やばいと思うけどな。
しかも相澤君とわんこの表情が呆れてるよ。これは……
「８種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し除籍処分としよう」
ほら、やっぱりね。面倒なことになっちゃったじゃん。
周りの生徒達が驚いた声を上げる中、僕は1人大きくため息を吐いた。
。。。。。。
なんか転生したんで悪役してきます【...
この作品の夢主君と共演させていただきました。番外編の方にいます。1話ですが共演してます。はい。この作品本編の内容すごく面白いので是非是非皆様見て見て下さいね。
めっちゃオススメです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 343人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロりんご(プロフ) - みなみさん» うわぁぁぁ！ごめんなさいすっごい誤字ってましたごめんなさい！ 今すぐに直させていただきます！ (2018年6月25日 16時) (
レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 間違っていたらすみません (2018年6月25日 9時) (レス) id: c727fd24e4 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 狗が十一匹のオールマイトの個性はワンオーフォールじゃなくてワンフォーオールですよ。頑張ってくださいね。この作品、大好きです (2018年6月25日 8時) (レス) id: c727fd24e4 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - はらさん» ごめんなさい外し忘れてました！今すぐ外させていただきます！ (2018年5月8日 20時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年5月8日 20時) (レス) id: d9754f68d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クロりんご
| 作成日時：2018年5月8日 20時
