狗が二匹 ページ4
そして翌日＿＿＿＿
＿＿＿＿雄英高校にて
「痛い……」
「自業自得だろうがこの馬鹿A」
わんこはそう言うなり目の前に座っているネズミとなんだか小汚いおじさんに謝り始める。
え〜……僕なんかしたっけ？
あれだよね。ただ目の前にいたネズミを指差して『このネズミ誰？』って聞いただけだよね。
それだけなのになんで頭叩くかなぁ？ ただでさえ怪力で痛いのにさぁ……。
まだヒリヒリする頭を抑えてると目の前のおじさんがこっちを見て言う。
「＿＿＿＿で、隣にいる彼女が生徒として入るんですね？」
ネズミの横に座っていたおじさんが言った『彼女』という言葉に
僕はピタリと固まりキッとおじさんを睨んだ。
誰が女だ。僕は立派な男だわ。
そんな意味を込めて。
「あ〜、こいつ男ですわ。後、制服とか着ない主義なんでこいつだけ普段着とかってできますかね？」
苦笑しながら訂正するわんこに驚きを隠せないのかおじさんは静かに目を見開かせる。
何、そんなに僕女に見えるわけ？
ふざけんな。僕立派な男だし。と言うかわんこ笑いこらえてるのバレバレだから。
ムスッと頬を膨らませて立ち上がり、おじさんを指差して僕はこう言った。
「僕は立派な男だよおじさん！ 胸なんて無いんだからね！」
……と。そしてわんこの鞄を取って部屋を出て行った。
ん？ なんで出ていったかって？ 飽きたから。それだけの話。部屋出た時にわんこが叫んでたとかネズミ達が驚いたような顔してたとか気にしないもんね。
それより……ここってお菓子食べてもいい場所だよね？
いや食べれなかったら僕の胃袋がもたない。よし、食べよう。僕は勝手に取ったわんこの鞄からグミの袋を取り出して食べ始める。
うん、やっぱりグミ美味しい。この世で一番美味しい食べ物はグミだね。これ作った人天才だよ。
そして袋に入っていた最後の一つのグミを食べようとした瞬間、
真横から何か大きいものがこっちに向かってくるのが見えた。
すぐさま残り一つのグミを食べる。
そして一瞬でも遅れたらぶつかるという時に素早く避け、大きいものが来た方向を見る。
「ちょっとわんこ。駄目じゃん勝手に物投げたりしたらさ〜？」
僕は額に怒りのマークがあるわんこに向かってへらりと笑いながら言った。
チラリとわんこの後ろを見るとそこにはネズミとおじさんまで立っていた。
……お手並み拝見って所かな？ うん、実に分かりやすい。
僕は口元に狐を描いた
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クロりんご(プロフ) - みなみさん» うわぁぁぁ！ごめんなさいすっごい誤字ってましたごめんなさい！ 今すぐに直させていただきます！ (2018年6月25日 16時) (
レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 間違っていたらすみません (2018年6月25日 9時) (レス) id: c727fd24e4 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 狗が十一匹のオールマイトの個性はワンオーフォールじゃなくてワンフォーオールですよ。頑張ってくださいね。この作品、大好きです (2018年6月25日 8時) (レス) id: c727fd24e4 (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご(プロフ) - はらさん» ごめんなさい外し忘れてました！今すぐ外させていただきます！ (2018年5月8日 20時) (レス) id: 738c9471c2 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年5月8日 20時) (レス) id: d9754f68d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロりんご
| 作成日時：2018年5月8日 20時
