七話 ページ8
〈夢主くんと探偵社の一寸疾い初詣(前編)〉
「A、太宰さん、明けましておめでとうございます」
「おめでとうございます」
そう云ってAに微笑むのは中島。彼の横には泉もいる
二人共着物姿である
『……おめでとう……』
「おめでとう」
斯く云うAと太宰も又、着物姿だ
太宰は包帯を下につけているが
「さ、疾く探偵社の皆が待っている神社に行きましょう!!」
『ちょ、焦り過ぎ……焦らなくても神社は逃げない……』
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「四人共遅い!!いつまでこの僕を待たせの!?」
「まァまァ乱歩さん。一寸は許してやらないかい? 四人が遅れた理由は恐らく太宰だろうしねェ」
そう云って与謝野が横目で見た先にはずぶ濡れの太宰と中島
中島は何処か疲れた様な表情を、太宰はつまらないと云った表情をしている
「す、すみません……」
『……乱歩さん御免。後で駄菓子奢るから……』
「しょ、しょうがないなぁ!! 今回だけだからね! ほら、社長とA。疾く行こう!!」
そう云って江戸川の横に静かに立って居た福沢、そして江戸川の目の前で上目遣いをして赦して貰ったAの腕を引いて手水舎の処へ向かった
「却説、妾達も行こうか。如何やら谷崎兄妹は先に並んでいるみたいだからねェ」
「そうしますか」
そう云って残りの者達も江戸川達の後を追いかけるのであった
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作者名:クロりんご | 作成日時:2018年4月23日 22時