十二話 ページ13
〈夢主君と乱歩さんのご飯の話〉
Aがポートマフィアを逃げ出して数ヶ月後のこと
福沢邸ではとある攻防が起きていた
「ほら、早く食べて!!」
ドタドタと大きな足音を立てて目の前を走るAを追いかける江戸川
そしてそんな江戸川から逃げるA
「やだ……! 絶対やだ……!」
Aは涙目で江戸川から必死に逃げている
そんな二人を、福沢は無言で見守っていた
そもそもなぜ江戸川とAの鬼ごっこが始まったのかという話だが、それはつい先程……約二、三十分ほど前に戻る事になる
「ねぇ! これAの為に買ってきたんだけど食べるよね?」
江戸川が仕事の帰り、福沢邸に帰る時に寄り道をして買ってきた酢の物だった
本人曰く、きちんと栄養をとるには酢の物が一番手っ取り早いと思ったらしい
だがAは酢の物が大の苦手だったらしく、酢の物を見た途端走り出した
そして今に至るというわけだ
「だいたい、なんでよりによって酢の物な訳……!?
僕食べるならおにぎりか羊羹とかが良かったんだけど……!!」
『それだと栄養が偏るでしょ!?』と江戸川は叫ぶ
だがそれを見ていた福沢は思う
…………どちらも栄養はきちんと取れていないだろう
と
その後Aは江戸川に捕まり、酢の物を食べることになる
その時の話は、また今度にでもしよう
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作者名:クロりんご | 作成日時:2018年4月23日 22時