episode0 ページ43
あれから、二週間後、私たちは卒業式を迎えた。
勇気をだして好き人と写真をとったり、
いつものメンバーと写真をとって。
小学校の思い出なんて、すぐに忘れてしまうのに。
今という、この時間を心に刻むようにして一人、また一人、校舎から出て行った。
、
れいちゃん
Aちゃん、写真撮って！！
不意にれいちゃんからカメラを渡された。
雅紀くんと席が離れてから、れいちゃんはもう何も言わなくなった。
きっと、れいちゃんはさみしかったのだとおもう。
いーよ！とわらって、カメラを構えた。
、
デジカメの、画面には
雅紀くんが写っていた。
どきっと、なった気がしたけど、
気のせい。
ハイチーズ！
そこで、初めて雅紀くんとれいちゃんのツーショットを見た。
れいちゃんの顔は、この上なく幸せそう。
全身から、好きが溢れていた。
雅紀くんの顔は、あれから、見れない。
、
雅紀くんと、れいちゃんの写真撮影を筆頭に、あちこちで男女交わって写真を取り始めた。
わたしは、カメラを渡されてパシャパシャ撮って行く。
私には、
こーゆー役が似合ってる。
、、、、ハズ！
、
、
Aも、入れよ！
って、俊哉くんが私を呼んで
もう、みんなカメラのあるところに飛び込んで行くって感じで、私もそこに飛びこんだ。
、
雅紀
Aは、そこじゃーうつんないよ！
こっちこっち！
雅紀は、私を引っ張って隣に置いた。
、
雅紀
はーい！いくよー！
いちたすいちはー！
私
え！自撮りなの⁉
そんな言葉も、
にーっ！って言葉に消されて、
雅紀がシャッターを押した。
パシャ、、、
なんか、下すぎじゃね？
気のせい気のせいー
ちゃんと撮れてる？
確認しろよー
うん、バッチリバッチリ
わ、テキトー。
ゴタゴタ言うなって、どーせどのカメラにも参上するんだろ、はははは
まぁ、そーだなぁ！！
、
ギリギリで気づいた、私のキモチ。
次は、きっと、
もっと、素敵な恋になって返ってくるはず。
、
とまどいながら＊Msk
episode0 Fin♪☆
、
ご挨拶(=´∀｀)人(´∀｀=)→←episode0 Msk side
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作者名：遥 | 作成日時：2012年9月21日 12時
