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4 高鳴り ページ4
あの日、まさきくんを見てから、
今まで胸の奥にあった記憶が、よみがえってきて
なんだか、落ち着かなくなった。
。
ベットの上で、マキから貰った「ザ・テレビジョン」を開く。
カバーでほほ笑むまさきくんは、別人のように感じる。
中学の頃、まさきくんと同じ中学に進学した友達から
ジャニーズジュニアになったことをきいた時
私自身、半信半疑で、ジュニアにも興味はなかった。
。
でも、ある日、駅で見つけたアイドル誌のカバーをみて
ビックリしたんだ。
彼が本当に「芸能人」になっていたから。
、
それから、テレビや雑誌で見るまさきくんは、歳を重ねるごとに
かっこよくなって、人気者になっていった。
あの頃の面影も、私の記憶からも薄れてしまっていたせいで感じられなくなっていた。
、
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作者名：遥 | 作成日時：2012年9月21日 12時
