23 俺も ページ21
思い出話から、仕事の話と、
休みの日は何してるーとか、
たわいもない会話ですら、時間がすぎるのを忘れた。
私が、飲まなかったのをまさきくんは残念がってたけど
昨日の今日だからね、、、
、
、
食事も終盤になり、
トイレに行くと、まさきくんが席をたった。
テーブルいっぱいに並べられたお料理はどれも本当に美味しくて
外食は、よくするのに
こんなにも美味しいところは始めてだったかも。
、
まさきくんが、いるからかな、、、
まずいで有名だった学校の給食も
まさきくんと話しながら食べたら、
美味しかったなぁ、
間違えて人参とか、ふつーに食べゃってたし。笑
、
思い出すと、ついつい顔がゆるくなる。
まさきーなーに、笑ってんの？
、
いつの間にか、帰ってきたまさきくんは
私の横の席に腰をおろした。
まさきくんー思い出し笑いする人ってヘンタイなんだよ？Aちゃん。
ちゃん付けされるなんて、
何だか、不思議で、ムズムズする。
わたしがさりげなく座り直すと、まさきくんがもっと詰めて来た。
まさきーふふー、ムズムズしてんの？ヘンタイーーー
よってんの⁈
そんなに、飲んでなかったよね⁈
私ーへ、ヘンタイって、酔っ払いなんかにいわれたく無いよっ！
まさきーはは、Aほんとに可愛い、やばいよ、、、
、
私ーまさき、、くん？
まさきーまさき、って呼んでよ。
私ーやっぱ、酔ってるでしょ？
、
はぐらかすと、グイッと方を寄せられて
頬を捉えられた。
まさきーAさ、俺といると調子狂うっつったじゃん？
まさきくんの顔がすぐそこにあって
アルコールの混じった息が鼻にかかる。
私ーうん、、、、
まさきーそれねー、俺もなの。
ずっと、Aの事、好きだったから、今が信じられなくなる。
、
まさきくんが、そんなこと考えてたなんて。
昨日から、ずっとまさきくんは余裕かましてて
私だけいっぱいいっぱいだと思ってた。
、
私ー雅紀
まさきーん？
私ーキス、したい。
、
まさきくんが、口を開けて
言葉を発しようとした瞬間
自分からそこにキスをした。
、
せっかく、お酒我慢したのに
まさきくんのアルコールで、酔っちゃいそうだよ、、、
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作者名：遥 | 作成日時：2012年9月21日 12時
