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入学式の片付けも終わり、拓哉と帰ろうとしたところだった。
琉巧「西村く〜〜ん!」
そう呼ぶ声がして私たちは立ち止まった。
振り返ると、息を切らした當間くんがいた。
拓哉「おっ!琉巧!!入学おめでとう!」
琉巧「ありがとう!西村くんおったら高校生活安心やわ!楽しみや!」
2人で仲良く話していた。なんだか私がいるの申し訳なくって、「先帰っておくな!!」と言おうとした時、
琉巧「あっ、朝の先輩ですよね、?」
ゆう「覚えてた?(笑)そういや、當間くんに名前聞いたのに私の名前教えてなかったな!私はゆうって言います!よろしく〜!」
拓哉「ゆう、猫かぶってるやん〜」
ゆう「拓哉!!!!そんなん言わんでいいから!!!」
ゆう「當間くん、好きなように呼んでな!」
琉巧「はい!!」
ゆう「當間くん、拓哉にタメ口で話してるんやったら私にもタメ口でいいから!その方が話しやすいやろ??」
琉巧「いいんですか??」
拓哉「いいでいいで!ゆうにタメ口なんか使わんでいいで!!」
ゆう「なんで拓哉が答えてんの〜!!!!!」
琉巧「じゃあ、僕からも1つお願いしていいですか?」
ゆう「ん?何?あと、タメ口でいいって!(笑)」
琉巧「僕のこと、琉巧って呼んでもらえませんか?あっ、呼んでくれへん?」
ゆう「琉巧!了解!!そう呼ぶね!!」
琉巧「ありがとう!!!!」
ゆう「ん〜、でもなんか琉巧じゃなくて琉巧くんな気がする!!後輩やし!!」
ゆう「琉巧くんでもいい?」
琉巧「はい!」
ゆう「だから、タメ口慣れへんなぁ(笑)徐々にタメ口にしてな!」
その後会話も弾み、琉巧くんは5組で私たちのクラスも5組で体育祭同じ団やん!今から楽しみやわぁ!っといった話で盛り上がった。
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作者名:よいちゃん | 作成日時:2020年4月28日 14時