年下のあの子

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拓哉side






はあー、なんで気づかないのかな？
ずっとずっとゆうのことで悩んでるのに。









しまいには、琉巧にゆうとられちゃうのかな、
俺わかんねぇわ、もう恋ってなんなんだろう？








ゆう｢拓哉！拓哉！どうしたん？ぼけーっとして、さっきから拓哉の名前呼んでてんけどなあ、反応ないから、どうしたんやろっておもってさ、大丈夫？｣








そんな可愛い顔での俺の顔を覗きこまないでよ。
どんどんどんどん俺だけゆうに惹かれてる。









拓哉｢なあ、ゆう、好きな人が全く俺の事恋愛対象として見てなかったらどうしたらいいと思う？｣









ゆう｢ん〜、わからんけど、当たって砕けろってよく言うやん？というか、拓哉好きな人おるん？どんな子？｣









拓哉｢ゆうや。ゆうが好きや。｣









ゆう｢へっ？｣









拓哉｢当たって砕けろ、やろ？｣







そう言って俺は笑った。

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