えろテロリスト（緑）２完結

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＜Aside＞




A「ん・・・」



朝の日差しがまぶしく降り注ぐ。





大倉さんはまだ寝ていた。




A「いま、何時だろ・・・」





ベッドの枕元にある時計を確認する。





A「わ！９時！！」




私は慌てて起き上がり

脱ぎ捨ててあった服を身に着けた。






大「ん・・・A？」



A「あ、すみません。起こしちゃって。」





大倉さんは眩しそうに

自分の腕で目を隠した。




大「・・・バイト？」



A「はい。１１時から。」





それまでにシャワーも浴びたいし

急がなきゃ。





大「送ってこか。」




ギシッとベッドをきしませて

全裸の大倉さんが起き上がる。




A「いいです！いいです！」



大「でも道、わかるん？」




起きてるけど

寝てる顔。



A「もう明るいし、携帯あるんで。」


大「そか。」




A「まだ寝ててください。」


大「ほな、お言葉に甘えて。」





その言葉を待っていたかのように

大倉さんはボスッとベッドに倒れこんだ。




A「じゃあ。鍵は閉めてくださいね。」



大「ん。。。A・・・」





A「はい。」



大「あとでコーヒー飲みに行くな〜」





枕に顔をうずめながら

大倉さんは手を振った。





A「お待ちしてます」笑




静かに大倉さんの家を出る。




いつも完璧な外見の大倉さん。


でも今朝は

髪はぼさぼさ、寝ぼけ眼で、ひげも伸びてたし。




そんな特別ショットを見れたのは



A「私が恋人だから？」





日が当たる道を

一人で「きゃー」と照れながら走った。

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