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ゆうとサイド
ようやくお腹の触診までたどり着けた
長かったー笑
これでやっとハッキリしたことが一つ
わりと重い便秘になっている、ということ
だけど、これだけ便秘になるのは他にも理由があるかもしれないわけで…
直腸内に異常がないか診ようとしたら、ここにきて山から“待った”がかかった
山「お尻の中もなんて聞いてない!!」
えっ?さっき言ったけどな…
でもここで辞めるわけにはいかないし
裕「お願い。直腸の検査もさせて?ぐるって指で触ったらおしまいだからさ」
知「ね、ゆーてぃ。そもそも違うんじゃない?涼介は意味のみこめて無かったんだと思う」
知念に言われ、ハッと気がつく
今の山に大人と同じように説明しても理解出来ないでしょ…バカだ俺
裕「やま、ごめん。難しかったね。これから、直腸っていうお尻の中の部分を指で触って悪いところがないか確認したいの」
「そう、なの?…でも、そんなの、出来ないっ」
だよね…こんなスムーズに進むわけない
ただ、知念は俺の思いとは違った
知「できるよ。涼介はゆっくり深呼吸しながら寝てるだけ。力抜いてたら痛くないよ。治すためには必要なことだって涼介なら分かるよね?」
知念の優しく、諭すような話は、今の山が頑張るって決意するのには十分だった
山「ん…がんばる」
裕「えらい!すぐ終わるからね」
こうして、本当の意味で準備が整った
知「もうちょっと膝曲げられる?…そうそう、息ハーって吐くよ〜」
知念が山の体勢も呼吸も整えてくれて力が抜けたのを見て、お尻の部分だけタオルをめくる
少しだけ力の入った肛門に、息を吐いたタイミングでそっと指をさしこんだ
山「っ…ん〜!いやっ…」
「大丈夫、力抜こうね」
ゆっくり奥まで入れて、360°触診していく
あ〜、やっぱり…
知「どう?」
「カチカチになっちゃってるね」
ちょっと解そうか
やま暴れちゃうかな…
と心配していたら、知念がやまの背中をさすりながら視線を送ってきた
“大丈夫だよ”と
「ちょっと指動かすけど、このままね〜」
ぐいぐい、と硬い便を崩すように中で指を動かす
山「ぁっ、や…たい!!」
知「りょうすけ〜、リラックスだよ。ハァーって息はくよー」
一気に力が入って取り乱す山を、知念が必死に落ち着かせてくれる
その間に、出きるだけ指を動かして解した
あ、これちょっと痛いかも…
山「やぁああっ!も、めてっ…たい!ヒック…泣」
痛いね…
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らん - 更新お休みされてる間も何度も読み返してます!とても大好きなお話なので作者様にお時間があればぜひ更新再開していただきたいです!よろしくお願いします(^.^) (2020年2月19日 7時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - るーキングさん» 了解しました!しばらくお待ち下さい! (2019年2月25日 0時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - 結 [ D I K ]さん» 了解しました!書くまで暫くお時間いただきます! (2019年2月25日 0時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - ゆいさん» ご感想ありがとうございます!すごく嬉しいです!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2019年2月24日 23時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - yuriaさん» 了解しました!しばらくお待ち下さい! (2019年2月24日 23時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:. | 作成日時:2019年1月26日 23時