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だいきサイド


もういっぱい嫌なこと頑張ったのに、点滴だなんて、、


伊「ちょっとチクってするけど、力抜いててよ。消毒するよ〜」


「つめたっ」


もう!いのちゃんがあんなこと言うから…

俺が痛いの苦手なの知ってて「たくさん練習した」なんて言われたら、心が動かない訳ない


、、、一度は、動かされた


消毒をされ、いのちゃんが持った針をチラッと見てしまったんだ


今、身に迫って針が自分の腕に刺されようとしている


こういうとき、俺ってほんと弱い


こわい…こわいよ…


怖いっていう気持ちが頭の中を支配する


そんな中、ついに針が腕に…


伊「こら、そっち向いて笑。チクってするよ」


「いやっっ!!」


動かそうとした瞬間、ぎゅっと腕を押さえてつけられたけど、簡単に振りきれた


我慢できなかった


すぐに謝ろうとしたのに、声が出なかった


伊「…大ちゃん、どうしてもダメ?」


涙で視界がぼやけ、何となくの位置で首を横にふる


ごめん、いのちゃん…


すると、いのちゃんはスマホを取り出し、電話をかけ始めた


伊「もしもし高木?…うん……そう、第3診察室。はーい」


「……のちゃん…?」


通話を切ったいのちゃんを不思議に思っていると、ふわっと笑う


伊「高木、来てくれるって。よかったね」


何で高木…?
ていうか、いのちゃんの方が嬉しそうだけど…


その真相が分からぬまま数分後、白衣を腕にかけた高木がこの診察室に入ってきた


高「お待たせ。有岡くん、伊野尾くん困らせてんだって?笑」


「っちが!、、くない」


事実、困らせているのは自覚してる


高「はは笑 わかってるんだね。点滴怖い?」


「だって……どうしても、我慢できないの!」


伊「わかってるよ。だから高木呼んだんだから」


どういうこと…?


高「なんで?って顔してるね笑 俺が有岡くんが我慢できるようにお手伝いするからさ、俺と一緒に頑張ってみない?」


「…手伝ってくれるなら」


一緒になら、我慢できるかな…

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らん - 更新お休みされてる間も何度も読み返してます!とても大好きなお話なので作者様にお時間があればぜひ更新再開していただきたいです!よろしくお願いします(^.^) (2020年2月19日 7時) (レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - るーキングさん» 了解しました!しばらくお待ち下さい! (2019年2月25日 0時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - 結 [ D I K ]さん» 了解しました!書くまで暫くお時間いただきます! (2019年2月25日 0時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - ゆいさん» ご感想ありがとうございます!すごく嬉しいです!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2019年2月24日 23時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - yuriaさん» 了解しました!しばらくお待ち下さい! (2019年2月24日 23時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:. | 作成日時:2019年1月26日 23時

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