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薮「ごめん、伊野尾。光連れてくわ」
「あ、うん…」
薮が光の腕を引っ張って楽屋に入っていった
光「痛いって！泣」
薮「じゃあ歩けばいいだろ？」
あっちもあっちで大変そうだな…
なんて思っている暇はこっちにもなかった
知「やだぁ、ｸﾞｽﾞ、ｸﾞｽﾞ…泣」
「泣かない泣かない。おうち帰ろうね」
病院は諦めるか…
ちねんサイド
今日は朝から何か変だなって思ってたの
でも、それが何かわからなくて
ちょっとふらついただけなのに、いのちゃんに病院行こう？なんて言われて
いつもなら、きちんと嫌だって言えるはずだけど、急に涙が溢れてきて必死に嫌だって訴えた
こんなに感情をあらわにしちゃう自分の気持ちがわからない
ただ病院に連れていこうとするいのちゃんが、なぜだか凄く怖かった
伊「ちね〜ん、おうち着いたよ。鍵出せる？」
「ん、、ん？」
どうやら、いつの間にか車の中で寝てしまっていたらしい
いのちゃんのこと膝枕にしちゃってた
「僕のおうち…？」
寝る前のことを思い出して、その不安を口にすると、いのちゃんは優しい顔で頷いた
伊「そうだよ。知念のおうち。一緒に行ってあげるから鍵出せる？」
ちゃんと僕の言うこと聞いてくれたんだ…
ポケットから鍵を出すと、いのちゃんは僕を抱っこして部屋まで連れていってくれた
「ありがとう…」
伊「どういたしまして笑。寒くない？」
寝室のベッドに寝かせてくれて、僕が返事をするまでもなくエアコンのスイッチもいれてくれる
布団も被っているけど、正直すごく寒いから助かる
暖房が効いてくると、頭がふわふわしてまた眠くなってきた…
伊「ちょっとごめんね」
目を閉じると、いのちゃんの声と共に耳にゾワッとした感覚が走った
「ん、、やっ」
すぐに体温計だって分かって布団を被っても、そのまま続けてくる
伊「ごめん、嫌だね、、、ん〜やっぱ熱あるね。どこか痛かったり、辛いところはある？」
「ない」
本当はさっきから頭も痛みだしたけど、言ったら何かされるかもしれないから言わない
伊「そっか〜。じゃあ、もしもしと、お口あーんだけしてみよっか」
えっ、なんでそうなるの？
「やだっ、しない！寝るの！」
布団を被ったまま、いのちゃんに背を向ける
ぎゅって体を丸めて布団もめくられないようにしたんだけど、どこから中に手を入れてきて…
伊「ゆーっくり呼吸しててね〜」
いとも容易く診察されてしまう
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らん - 更新お休みされてる間も何度も読み返してます！とても大好きなお話なので作者様にお時間があればぜひ更新再開していただきたいです！よろしくお願いします(^.^) (2020年2月19日 7時) (
レス) id: b95e20b84f (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - るーキングさん» 了解しました！しばらくお待ち下さい！ (2019年2月25日 0時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - 結 [ D I K ]さん» 了解しました！書くまで暫くお時間いただきます！ (2019年2月25日 0時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - ゆいさん» ご感想ありがとうございます！すごく嬉しいです！これからも楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2019年2月24日 23時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
ここの作者です - yuriaさん» 了解しました！しばらくお待ち下さい！ (2019年2月24日 23時) (レス) id: 5122880dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：. | 作成日時：2019年1月26日 23時
