【刀剣乱舞】故に。【ブラック本丸】 (ページ10)

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7*それから数週間ページ10

「これから審神者様には正式に本丸についていただきます。」

「やっとか。」

こんにちは、龍です。

本丸持てるらしいです。

「それにあたってご説明がございまして…」

とまぁ、目の前の役人が長々と説明をしているが、
まぁ、要約すれば

＊まだ前任がいる。
＊折れた刀剣が何振りかある。
＊重症の刀剣が多い。
＊堕ちた刀剣はいない。
＊皆人間を嫌っている。

ってもんだ。

「ということです。ご理解、お願いします。」

「あぁ、お安いご用さ。」

「そんなことは重々承知のうえで引き受けたんだからな。
死ぬ覚悟くらいはできているさ。」

「それよりも役人。」

「はい？」

「名を教えてほしい。役人じゃ呼びにくいだろ。」

「は、はぁ…」

「私は、龍様の本丸担当の役人。椿と申します。」

椿、か。

「いい名前だ。また頼ることになるかもしれないから、その時はよろしくな。」

「その為の役人ですよ。」

役人改め椿は妖艶に笑った。