【刀剣乱舞】故に。【ブラック本丸】 (ページ4)

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「終わった終わった～。」

目の前にあるのは俺の手で心臓を貫いた前任の抜け殻。

瞬間のことは多分18Ｇはいるから言わないでおくよ(ﾒﾒﾀｧ)

隣には返り血まみれの薬研。
前任の血を全身で浴びさせちまったからな。後で風呂に入ろう。

周りには呆然と立ち尽くす男士たち。
顔が間抜け。

「大将、お疲れさん。」

「おうよ、後で風呂入ろうぜ。」

薬研と軽い挨拶を交わし、男士たちに向かう。

「俺は将来審神者になる現政府の犬だ。お前らがこれからどうしたいか、聞きにきた。」

唖然とする男士たちに構わず続ける。

「刀解か、別の審神者の元でまた刀を振るうか。選べ。」

*
*
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ほとんどの男士は刀解を選んだ。

そう、ほとんどだ。

「あとはお前だけだぞ、鶴丸国永。」

俯いて返事をしない。

さっき聞いたときは、「考えさせてくれ」と言っていたな。

まぁ、もう少し待ってやろう。

「じゃあ、明日の朝までに答えてくれ。今日はここに泊まろう。」

他の男士たちはこんのすけに連れていってもらうか…。