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1*愛刀と共に ページ3
「それではよろしくお願いします。御武運を。」
政府のやつはそう言って消えた。
ここは、俺が統治する本丸じゃなくて、
俺が「清掃」する本丸だ。
神は敬うべきだが、今回は傷を付けるしかないようで。
「さって、今日もよろしく頼むよ薬研。」
そう言えば、俺の愛刀がふわりと宙に浮き、光を放ちながら青年が姿を表す。
「あぁ。こちらこそよろしく頼むぜ大将。」
薬研藤四郎、俺の愛刀でありなんかしらの異変で小刀になった元短刀。
小刀のくせに身長が意外とある。俺よりは無いけどな。
「今日は手始めにここを清掃する。軽くウォーミングアップと行こう。」
「了解だ。」
薬研とアイコンタクトをとって、中に突撃する。
「さァ…決め台詞といこうか。」
「またやんのか…せーのｯ」
「「御用改めである！！」」
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