☆12☆ ページ12
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きゅっと瞑っていた目を開ければ
ぽかーんと口を開けてこっちを見ているてつや
そのてつやの視線の先を見るように後ろを振り返れば
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「…ったく、何やってんお前ら。危ねーだろ」
「……としくん」
私と視線を合わせれば " 虫さんにAの事手伝ってやって、って言われて見に来て良かったわ " と続けるとしみつ
「てつやの手汗が凄いから、」
言い訳の様に呟けば " なんそれ " と笑うとしみつ
……ていうか、
「…あの、もう離してもらって大丈夫何だけど」
としみつの腕の中にすっぽりと入り、抱き締められている状態なわけで。
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「……ん？別に良くない？」
「いや、良くないんだけど…」
そんな会話をしていれば、少し忘れかけていたてつやの存在を思い出し、てつやに視線を戻せば
「…………、」
ぶすっと不貞腐れた様な表情をしていて。
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「…てつや？」
声を掛けても無反応
頭の上から " 分かりやすすぎん？てつや " と声が聞こえる
「え？」
「いや、こっちの話。おいてつや、羨ましいか？」
としみつの声にてつやがハッとして
「は？何言ってるん、撮影するんでしょ、俺先行ってるからな！」
あれ程起きれないと言っていたクセにすんなりと立ち上がり私達の横をドタドタと足音を鳴らして通り過ぎて行った。
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「…何かてつや怒ってない？」
「大丈夫、あいつも分かってないから(笑)」
「……なら、良いんだけど。ていうかまだこのままなの？」
「んー、もうちょっと。俺もAの事独り占めしたいしね、あの馬鹿リーダーばっかずるいっしょ」
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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 檸檬牛乳さん» 待ってました！更新嬉しいです！これからも応援してます！ (2019年3月18日 6時) (
レス) id: 318cc8d8b4 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬牛乳(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです、お待ち頂き感謝です。これからちょこちょこ更新できたら良いなと思っておりますので楽しみに待っていて下さい(^-^) (2019年3月18日 2時) (レス) id: 6d2790518b (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - すごく素敵な作品だと思います！更新大変だと思いますが、楽しみに待ってます！ (2019年2月7日 11時) (レス) id: 318cc8d8b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬牛乳 | 作成日時：2018年12月3日 19時
