放課後の本音【羽宮一虎】 ページ7
リクエストありがとうございます！
※過去の話となります。中一一虎くんです！
『はい、これ一虎君の。』
「あ、ありがとう。」
隣の席の羽宮一虎くん。最近話をしている。
見た目はちょっと怖いけど、話してみると優しかった。
皆にもそうだ。優しい人なんだと思う。
そんな一虎君が、気になっている。
授業が終わり、放課後に差し掛かろうとした時だった。
友「伊織〜ごめんこれ頼まれてくれない！？放課後用事あって…」
『え〜……まあいいよ、やっとく。』
友「ありがと〜！」
断れよ…と自分で自分を怒り、まぁ今更しょうがないと思い、図書室に寄った後、教室に帰る。
放課後の教室は好きだ。
静かで人もいない、そんな空間が好き。
ただ今日は違った。
「あれ、伊織さん？」
『あっ、え、一虎君…！？』
一虎君がいた。
嬉しかった。放課後いつもここにいるのか、何してるのか、聞きたいことは色々あったのに、焦ってこんな言葉しか出てこなかった。
『お、おはよう…？』
「……ふはっ、もうおはようじゃないでしょ。」
笑った。
なんか、こんな自然に笑う一虎君見たことないかもしれない。
私の持っている荷物を一虎君は見て言う。
「あ〜、押し付けられたんだ。」
『うん、まぁね…そういや一虎君ここでなにしてるの？』
「俺はね、外見てる。」
『へぇー』
なんかロマンチックだと思った。一虎君だからかも？
「俺ね、伊織さんのことずっと見てたんだよね。」
『へ？私？』
「他に誰がいんの。笑うん。伊織さんいい人だな〜って。」
私を見てたんだ、なんか照れる。
「でも今日こうやって仕事やってもらってよかったかも。」
『え…なんで？』
「だって俺伊織さんに会えたし。好きな人に会えるってうれしいよ。」
あ、言っちゃった、と口に出す一虎君。特に焦ってはいないみたいだ。
それより今、なんて…？私が、好きな人？
『えぇ！？』
「何急におっきい声出して。」
信じられない。夢みたいだ。
『か、一虎君、私のこと好きなの…？』
そうだよ〜、と一虎君。
「あ、もしかして考えちゃってる？いいよ気にしないで。独り言だと思って。」
『ち、違くて…あの、私も好きなの！一虎君が…』
勢いで言ってしまった。
段々としぼむ声と真っ赤になる顔を見て、一虎君はふにゃりと笑った。
「バレバレだよ。」
『え…！？』
「分かりやすいよね。…じゃあ俺ら、付き合おっか」
『う、うん』
今日、人生初の恋人ができた。
言い訳【佐野万次郎＆黒川イザナ】→←どっちがストーカーだったのかな【九井一】
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yum(プロフ) - コメント失礼します！大人軸の三ツ谷くんで、風邪をひいたとき対応を書いていただきたいです！よろしくお願いします🙌 (12月18日 21時) (
レス) @page33 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - 「ジョーカーと罰と大富豪たち【梵天】」でしたね。間違えてすいません！ (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - リクエストではないんですけど「ジョーカーと罰と大富豪【梵天】」のその後の事を書いてはくれないでしょうか？無理だったらすいません。 (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
りら - 作者様リクエスト失礼します。灰谷蘭で彼女が病んでて寝れない時の対応書いていただきたいです。時間があるときで大丈夫です。 (2021年7月29日 22時) (レス) id: 93e165a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
あやね【レペ狂】(プロフ) - れいさん» 読ませて頂きました！やっぱりれいさんの小説って本当にキャラが生きてるとゆうか、特徴すごく掴めてて本当に最高です…生理の時のお供にさせて頂けます、これで乗り越えられます…本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年7月6日 20時) (レス) id: df6a0f70b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんぷら | 作成日時：2021年4月30日 22時
